春の陽気が続くようになってくると、毎年決まって思うことがある。
「そろそろ羽毛布団、重いな……」
夜中に暑くて目が覚め、足元からはみ出すように布団を蹴っている自分に気づく。ああ、もうこの季節が来たんだな、と。
でも今年は、去年の反省をしっかり活かそうと決めた。というのも、昨シーズンは羽毛布団をクリーニングしないまま押し入れにしまい込んでしまったのだ。「秋になってから出してみたら、なんとなく臭う気がする」「ふんわり感が以前より落ちた気がする」——そんな小さな違和感を感じながらも、結局そのまま使い続けてしまった。60歳にもなると、こういう「まあいいか」が積み重なりやすい。でも布団は毎晩肌に触れるもの。やっぱりちゃんとケアしてあげないといけないな、とずっと心の隅で思っていた。
クリーニング店まで持っていくのが、正直しんどい
さて、気持ちは固まった。でも問題が一つある。
羽毛布団を持ち運ぶのが、とにかく面倒くさいのだ。
若い頃は気にしなかったけれど、最近は大きな荷物を抱えてバスや電車に乗ったり、車に積み込んだりするだけでひと苦労。近所のクリーニング店まで歩いていくにしても、あのかさばる布団を抱えていくのは気が重い。受け取りにもまた行かないといけないし……。
そこで今回は、宅配クリーニングを試してみようと思いたった。
スマホで「羽毛布団 宅配クリーニング」と検索してみると、いろんなサービスが出てくる。どれがいいのかよくわからなくてしばらく迷っていたのだけれど、そのなかでもひときわ目についたのがしももとクリーニングというサービスだった。
しももとクリーニングの名前は知らなかったけど評判がすごい
正直、名前は聞いたことがなかった。でも検索していくうちに、レビュー記事や口コミがたくさん出てくることに気づいた。しかも内容がどれも具体的で、「ふんわり感が戻った」「においが完全に消えた」「梱包も丁寧だった」といったコメントが多い。なんとなく業者側が書いたような薄っぺらい感想ではなく、実際に使った人の声として読める。これは信頼できそうだ、と感じた。
気になっていくつか記事を読み込んでいくと、しももとクリーニングには他のサービスと少し違う特徴があることがわかった。
個別洗い、というのが決め手だった
宅配クリーニングのサービスによっては、複数のお客さんの布団をまとめて洗う「混合洗い」をしているところもあるらしい。それを知ったとき、正直あまりいい気持ちはしなかった。見知らぬ人の布団と一緒に洗われるのか……と思ってしまって。
でもしももとクリーニングは、一枚一枚を個別に洗ってくれるというのだ。これは大きかった。自分の布団が、ちゃんと自分だけのものとして丁寧に扱ってもらえる。それだけで、ずいぶん安心感が違う。
化学薬品不使用、敏感肌の私にはこれが何より大事
そしてもう一つ、私が特に気になっていたのが洗剤の成分のこと。
実は私、長年ずっと肌が敏感で、合わない洗剤を使うと体が痒くなったり、肌荒れを起こしたりすることがある。市販の洗濯洗剤でも合わないものがあって、以来ずっと低刺激のものを選んで使ってきた。
だから、クリーニングに出した布団で肌トラブルが起きたら……という不安が、ずっとあったのだ。
しももとクリーニングは、化学薬品を使わない洗い方にこだわっているという。これを知ったとき、思わず「これだ」と声に出してしまった。敏感肌の人間にとって、こういう配慮がどれだけありがたいか。肌に触れるものだからこそ、素材だけでなく洗い方にもこだわりたい。その思いにちゃんと応えてくれるサービスだと感じた。
仕上がりが楽しみで仕方ない
申し込みはスマホでできる。集荷もお任せ。店まで持っていく必要はない。60代の私にとって、この「家から出なくていい」というのは、想像以上にありがたいことだった。
今は、返ってくる日を心待ちにしている。
ふんわりと、気持ちよく。においも気にならず、肌にやさしく。そんな布団が戻ってきたら、今年の秋はきっと気持ちよく眠れる。去年の自分への小さなリベンジを、今年こそ果たしたいと思っている。
また仕上がりが届いたら、感想をこちらに書きますね。